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予防歯科

予防歯科は、従来の歯医者の概念を変えるものです。むし歯や歯周病になってから歯医者に治療に行けば、治療時には痛みを感じることもあります。しかし、むし歯や歯周病の予防のために歯医者に行けば、予防治療で痛みを感じることはなく、むし歯や歯周病のリスクも低下するため痛い治療を受ける必要もありません。

紀の川市の歯医者・矯正歯科「オリーブ歯科」では、患者様の大切な歯を守る予防治療こそ本来の歯医者のあるべき姿ではないかと考えています。当院には、歯の健康管理のプロフェッショナルである歯科衛生士が6人も在籍しているのはそのためです。

当院は歯医者が苦手な方でも安心して治療を受けていただけるように、笑気麻酔鎮静法などを使用しながら、できるだけ痛みを抑えたむし歯治療を行っています。しかし、そもそもむし歯にならなければ患者様に痛い思いをさせることも、ご不安な気持ちを抱かせることもありません。

歯の健康は全身の健康にも影響します。当院では、小さなお子様からご高齢の方まで、すべての世代の患者様がいつまでもご自身の歯で生活できるよう、予防歯科を通じて地域に貢献してまいります。ぜひ、歯とお口の健康を守るため、定期検診にお越しください。

予防治療とは

予防治療とは

予防治療とは、むし歯や歯周病にならないための治療です。どんなにブラッシングやセルフケアを頑張っても、歯垢を完全に除去することはできません。歯垢は唾液と結合すると硬い歯石になり、歯石の中では歯周病やむし歯の原因菌が増殖してしまいます。むし歯や歯周病から歯を守るためには、適切なセルフケアと歯科医院での定期的な予防治療が大切なのです。

当院では、担当の歯科衛生士が患者様のお口のわずかな変化も見逃さず、一人ひとりに合った適切な予防治療を行っています。

歯科予防と定期検診の重要性

むし歯も歯周病も初期段階では、ほとんど自覚症状のない病気です。そのため痛みや出血などの症状が現れたころには、むし歯や歯周病が進行していることが少なくありません。重症化すればするほど治療時間は長くなり、治療費用も高くなるため、患者様の負担は大きくなります。何より、むし歯も歯周病も治療をせずに放置しておけば、最終的には歯を失うリスクが高くなります。歯を失った場合には、インプラントやブリッジ、入れ歯などで歯を補いますが、天然の歯に勝る治療法はありません。歯を守るためには、歯が痛くなったり、歯ぐきが腫れたりしてから歯医者に行くのではなく、定期的に歯科医院に通ってメインテナンスを受けることが大切なのです。紀の川市の歯医者・矯正歯科「オリーブ歯科」では、3~6か月ごとの定期検診とメインテナンスをおすすめしています。

歯にはさまざまな大切な役割があります

歯には、さまざまな役割があり、歯の健康は全身の健康にもつながります。

食べ物を咬む 歯の最も大きな役割です。食べ物を細かく咬み砕き、栄養を吸収しやすい状態にし、消化器官への負担も軽減します。
味覚を補う 味だけでなく、歯触りや歯ごたえの違いが味覚を豊かにします。。
異物を体内に入れない 咬んだときに異物を察知し、体内への侵入を防ぎます。
発音を明瞭にする 歯が抜けていると空気が漏れ、発音がしにくくなります。歯がきれいに並んでいることで発音がはっきりします。
見た目に良い影響を与える 歯があると、咀嚼筋や表情筋が鍛えられるため表情も豊かになり、若々しい印象を与えます。
力を発揮できる 力を入れるときには奥歯を食いしばります。歯がない場合は、食いしばることができないため力が入りにくくなります。

「油断」せずに歯の寿命を延ばしましょう

「油断」せずに歯の寿命を延ばしましょう

若いときは、歯周病に感染しても身体の免疫機能が勝り、歯周病が進行しにくいケースもあります。しかし、年を重ねれば免疫機能も低下し、歯石が蓄積されていくため、歯周病が進行しやすくなります。また、あごの骨の密度も年齢とともに衰えていきます。そのため、加齢とともに歯は抜けやすくなるのです。

2016年に行われた厚生労働省の調査では、75歳以上の日本人の平均残存歯数は15.7本であることが示されています。また、75歳以上の人の84%はブリッジや入れ歯などを使用しており、約3割の人は総入れ歯を使用しています。つまり、75歳を過ぎると歯を失うリスクが高くなるのです。

高齢の方が歯を失う原因として考えられるのが、歯周病と歯科治療によるダメージの蓄積です。むし歯になり、そのたびに治療をして歯を削ると、どんどん歯は小さくなってしまい、最後には歯を抜かなければならなくなります。

本来、歯医者は患者様の大切な歯を守るための治療をするところです。そのためには、むし歯になったら通うのではなく、むし歯や歯周病から歯を守るために通うところでなければなりません。一生を自分の歯で過ごすために、油断をすることなく、若いときから定期的に歯科医院で予防治療を受け、大切な歯を一緒に守っていきましょう。

治療よりも予防を行うことのメリット

お口のトラブルを未然に予防できる

むし歯や歯周病の原因菌は、お口に溜まった汚れの中で増殖します。定期検診では、むし歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を取り除き、むし歯や歯周病になりにくい生活習慣、適切なブラッシング法のアドバイスを行います。定期的にお口の汚れを除去し、適切なセルフケアを続けていれば、お口のトラブルは未然に防ぐことができます。

治療費が抑えられる

定期的に検診を受けていれば、お口のトラブルを未然に抑えられるため、治療費の負担が発生しません。また、むし歯や歯周病が発生した場合にも早い段階で発見できるため、早期治療が可能になり、治療費用の負担も軽くなります。

治療時間が短くなる

むし歯や歯周病を早いタイミングで発見できれば、治療も簡単な処置で済ませることができます。歯を削る量も最小限に抑えられるため、歯へのダメージを軽減できるほか、治療時間も短縮でき、治療回数も少なくなります。

当院の予防治療(定期検診)

STEP1: 口腔内チェック

定期検診では、まず、歯科医師と歯科衛生士が患者様のお口の状態をチェックします。

STEP2: ブラッシング指導
患者様の歯並びやブラッシングのクセを確認し、磨き残しの多い場所やブラッシングがしにくい箇所などの正しいブラッシング方法を分かりやすくご説明しています。また、患者様のお口に合った歯ブラシや歯間ブラシ、歯磨き粉などのケア用品の選び方についてもアドバイスを行っています。
STEP3: スケーリング(歯石除去)

歯垢は柔らかいうちはブラッシングで除去できますが、時間が経つと歯石と呼ばれる硬い物質に変化します。どんなに丁寧にブラッシングをしても、歯垢を100%除去することは難しく、歯石は歯科医院でなければ除去できません。スケーリングでは、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、丁寧に歯石を除去していきます。

STEP4: PMTC

PMTCは、プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略で、歯科医師や歯科衛生士など、専門家が行う歯の徹底的なクリーニングです。さまざまな機器や研磨剤などを使用しながらすべての歯の表面の着色汚れを落とし、汚れが再付着しにくいように歯の表面をツルツルに整えます。

STEP5: 口腔内チェック

歯のクリーニングが終わったら歯科医師が最終チェックを行い、定期検診は終了となります。また、指定の時期に定期検診にお越しください。

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